指揮：長岡 聡季
東京藝術大学音楽学部付属高校、同大学、同大学院修士課程を経て、室内楽科博士後期課程修了。シューベルトの室内楽曲の研究により、同大学院室内楽科初の博士号（音楽）を取得。東京藝術大学室内楽科非常勤講師を経て、現在北海道教育大学岩見沢校音楽文化専攻准教授。ヴァイオリンを磯恒男、高橋孝子、大谷康子、若松夏美、岡山潔、松原勝也、ヴァルター・フォルヒャートの各氏に師事。指揮法を松尾葉子、山田和樹の各氏に、合唱指揮、舞台語発音を大島博氏に師事。
ヴァイオリン奏者として、韓国、フランス、イタリア、アルジェリアを始めとした各国の音楽祭に招聘され、台湾で数回のリサイタルを行うなど国際的に活動。横浜シンフォニエッタのシーズンメンバー及びコンサートマスターを務め、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、神戸市室内合奏団、群馬交響楽団他、各地のオーケストラにてゲスト・コンサートマスターを務めている。オリジナル楽器奏者として、バッハ・コレギウム・ジャパン（BCJ）のCD録音や海外公演を含むプロジェクトへの参加の他、オーケストラ・リベラ・クラシカ（OLC）など国内の主要な団体で広く活動している。
指揮者としては、北海道教育大学岩見沢校チェンバーオーケストラの指揮を執る他、合唱団コーロ・ヌオーヴォ、聖学院メサイア合唱団の常任指揮者を務めている。スプラ・アンサンブル、北海道大学交響楽団、バロック・コレギウム・サッポロなどに客演し、その活動の幅を広げている。
道響とは2022年4月の第92回、23年4月の第94回演奏会に続き、3度目の共演。